2011年5月6日金曜日

川口君からのお誘いで、ソロライブやります。





金曜ハイツ ナイツ コンサーツ

現代HEIGHTS (東京都世田谷区北沢1丁目45-36)

5/27(金)
19:30オープン/20:00スタート
¥2000+drink

井手実

1979年生2002年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。 表現形態は彫刻のみならず、映像、パフォーマンスと多岐にわたる。 彫刻とパフォーマンスを往来し、ミニマルな物質とアナログなライブアートのミッシングリンクした関係性が高い評価を得る。 鈴木ユキオ、捩子ぴじん等の演出作品への舞台美術制作や、近年はバンド「JOHNS TOWN ALOHA」「JAJOUKA」の活動に参加。

宇波拓

ギター、ものの配置と移動、影によるパフォーマンス、作曲、録音、企画など。
主宰するバンドにディプレッシヴイージーリスニング「HOSE」、チェンバーブラックメタル「totas causas de malignitat」。
共演を続けている音楽家に杉本拓、大蔵雅彦、中尾勘二、Mattin、ラドゥ・マルファッティ、ジャン=リュック・ギオネなど。
レーベルhibari music主宰。

川口貴大

主に音の鳴るオブジェクトやさまざまな光、身の回りにあるモノで空間を構成してゆくライブパフォーマンスやインスタレーションを行う。
ソロの他に自身のバンド”Hello”や村山政二郎、宇波拓、ユタ川崎との”Off Cells”、江崎将史主催のアキビン吹奏楽団”アキビンオオケストラ”、Active Recovening Music, ucnv バンドのメンバーとしても活動している。

ユタカワサキ


いわゆる電子音楽とは異なるアプローチで人知外の驚異的な無関心さで奏でられるアナログシンセの使い手。
94~5年にかけてテープ作品を多数リリース。2003年「astro twin+cosmos」でアルスエレクトロニカ、デジタル・ミュージック部門でゴールデンニカを受賞。国内外問わず共演でのCDリリースも多数。





この他にも、色々ありまして、
jajoukaというバンドに参加する事になったのです。
ライブが来月に予定されています。これは改めて、告知いたします。












原発について
今まで無関心だった。二階堂和美さんがご自身のBLOGで上関原子力発電所建設計画について書かれていた事で、
「今問題なのは上関原発」という事が頭に残っていたくらいで、この日本に原発が一体何機あるのかすら知らなかったし、
六ヶ所村についても深くは知らなかった。
当事者としての意識が無かったのだ。
自分の問題ではないと感じていたのだ。
他人事だったのだ。

それがとても恥ずかしい。

震災以後、少なからず勉強し、原発がもたらされた成り立ちやその内実、
効果、他の発電と比較などを、
色々な場所から得た。仕事の休憩時間はiPhoneで情報収集をした。
不安をかきたてることばや、つかみ所の無い言葉が空を舞った。

でもどうやら原発は、現在も、未来にも何も良い事がなさそうだと感じ、
4/10の反原発デモに参加した。
ただ即刻すべての原発をとめるのは不可能だろうと考えていた。
段階的にならざるを得ないだろうと考えている。
「計画停電、全然良いよ!だからとめよう!」
って声も聴くけど、計画停電ですら危険な場合がある病院や、個人がいる事を忘れてはいけない。

どうしようか
と考える機会が来たんだと考えている。

デモ当日、選挙を終え、高円寺に向かった。











イルコモンズさん率いるマーチングチームとずっといた。
マーチングチームの音が、高架下や橋の下にくると反響ででかくなる。
それがとてもしびれた。
青梅街道を歩いているとき、メガホンを手渡されて、
それまで続いていた
「原発やめろ 子供を守れ」
というシュプレヒコールを引き継いだ。
いつからか
「原発辞めよう 子供を守ろう」
とかけ声を変えた。
命令ではなく 提案として 機会として この場があるならば、
命令形の言葉は使わない方が僕としては、しっくり来た。
言われてやるのではなく、自分で決断を選ぶ 考えるんだということ。
青梅街道は新宿まで続く大きな街道で、空が広く見えない東京では、意外にも道路上が比較的空をよくみる事が出来た。
空をみながら、大声で ありったけの声で 叫んだ
空が青くて 涙が出た。




デモ当日までに、
仕事が大変で、地震もあって、放射能の危険を知り、家族の危険を知り、
プライベートもぐちゃぐちゃで、とても甘いが、本当に疲れていた日々が続き、参っていた。
いよいよヤバいかなという時に、
友達に助けてもらった。しかもtwitterで(笑)。
本当にうれしかった。





明日、また東京で反原発デモがある。
今度は渋谷だ。http://57nonukes.tumblr.com/
行くつもりだ。
そして、いわきでもデモがあるようだ。



二階堂和美さんが上関原発についての日記にこう記していた。

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なぜ現場に行くのか
身体を張って、人柱となるためかというと、それだけでもない
目を背けてさえいたら、人ごとの話ですむところを
わざわざ自分の問題とするために、行く
相手の立場に立つというのは容易なことではない
でも、ほんとは相手の立場ではない
自分の問題であることを思い知るために


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そして僕にとってデモでは多くの事に気づく機会だった。










昨日はデビさん一家 岡君 モンチャンとBBQ



この数ヶ月で、ほっと心が落ち着くいい日だった。






















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